生活

初めてのホームステイ ホストファミリー

先日、短期間ではありますが人生初となるホームステイのホストファミリーになりました。
人生初にして、さらに英語も話せないのでかなり緊張しました。
初めてということもあり準備したこともあったし、逆に至らなかったところもあったので、このあとホストファミリーになられる方の参考になればと思います。

ホームステイの概要

まず初めに今回のホームステイの概要をお話させていただきます。
期間は2泊3日でした。これはホームステイとしてはかなり短くホームステイと言えないかもしれませんが ここでは ホームステイと呼ばせていただきます。
迎え入れたのはヨーロッパのEU圏の方です。 地域差はあるかもしれませんが、ホームステイのホストファミリーの受け入れを行っている場合があります。今回はこちらに応募しました。
ホストファミリーにも色々あって家や部屋を貸し出していわゆる賃貸料が発生するものもありますが、今回は応募になるので基本的にホームステイをする側からの謝礼はありません。
当然ですが、ホームステイ時の食事などの全ての費用はこちらで負担することになります。といっても2泊3日程度であればそれほど大きな金額にはならないと思います。

準備編

申し込みを行って確定したのがホームステイの1ヶ月くらい前でした。
今回ホストファミリーが初めてということもあり、事前に開催された説明会に参加したり、必要と思われるものを購入したり、掃除したり、お店の予約など意外に1ヶ月はあっという間に過ぎていきます。
短期間なので特別準備したものもないのですが購入等したものを記載しておきます。
  • 布団(短期間であってもベッドが必要になる場合があるらしいので確認しておく。今回は布団でも問題なかった。)
  • 飲み物(無難に水にしました)
  • 食パン
  • WiFi環境(あると喜ばれる)
という感じで 短期間であれば知人が泊まりに来るのと変わらないです。
ただ、もしベッドが準備できるのであれば絶対にあったほうがよいです。

アクティビティー編

短期間とは言いつつも、どこに行くかは本当に迷いました。
もしホームステイされる方に事前に連絡が取れるようなら希望を聞いておくのがよいと思います。
また宗教・思想等によって他宗教の施設等に入ることができないなど制限があるなど確認しておいたほうがよいと思います。これは説明会で言われるまで全く意識したことがなかった。

制作体験

近くに鋳物づくりを体験できる施設があったので行ってきました。
鋳物づくりは初めてだったみたいですごく喜んでもらえました。また、作った鋳物は持ち帰りができるので簡単なお土産にもなります。
ただ英語のガイドがなかったので、簡単にでも手順を通訳できる人がいるとよいと思います。

美術館

これは人を選ぶなーとは思いつつも行って見ましたが、個人的には失敗だと感じました。
英語のガイドもあり日本語がわからなくても最低限行動はできるのですが、かなり難しかったんじゃないかなーと思います。自分たちも美術に詳しいわけではないので説明もできない。
もし、ホームステイされる方が日本の美術、もしくは展示されている美術に興味がある場合は良いと思います。

浴衣

家に以前いただいた浴衣があったので着てもらいました。
日本人でも一年に数回しか浴衣を着る機会はないと思うので、当然外国の方は浴衣を着るのは初めてだったみたいです。
観光地で着物に着替えて観光するみたいなサービスもありますので、より本格的に楽しむ場合はこちらのほうが良いかもしれません。

銭湯

日本には銭湯という文化がありますが、地域によっては全く受け入れられないので注意が必要です。
特にヨーロッパの人はその傾向が強いと思います。
今回は銭湯ではなく足湯に行ってきました。これも喜んでもらえたみたいです。

近所のスーパー

これはかなり意外かもしれませんが、スーパーに一緒に買い物にいくのも楽しんでもらえたみたいです。
スーパーも売っているものに地域差があるみたいで買い物を楽しんでもらえました。
手間もかからないのでおすすめです。

食事編

恐らく一番気を使う部分だと思います。
基本的にはホームステイされる方の食事については事前に案内があると思います。
宗教によってお肉が食べれない、ベジタリアンなど制限がある場合があります。またベジタリアンにも特定のものは食べることができるなど制限がありますので、確認が必要になります。
今回、自分は食事担当だったので気合が入る一方で気をつけた部分も多かったです。

お寿司

一番最初に日本の伝統料理として思いつくと思います。
今回は回転寿司に行ってきました。
基本的には喜んでもらえましたが、何を食べるか選ぶのが大変そうでした。
可能であればお寿司セットがあるとより選ぶ必要もないので今回はこちらのほうがよかったかなーと思いました。

お好み焼き

一緒に夜ご飯を食べれるのは一夜だけだけだったのですが、お好み焼きを作ることにしました。一緒に料理を作れるというのが一番大きかったです。
準備はこちらでしましたが、粉と具材を混ぜるところからひっくり返すところなど一通りやってもらいました。 これも楽しんでもらえたみたいです。
無理したかはわかりませんが完食してくれました。
お好み焼きが口に合わないことも考えられたので、唐揚げとフライドポテトとサラダも念の為用意しておきました。
口に合わないことも考えられるので系統の違うものをいくつか用意しておくとよいと思います。

日本の朝食

日本の朝食を作りました。と偉そうなことを申しておりますが、普段朝食はあんまり食べないので、なんとなく自分が想像した日本っぽい朝食を準備しました。
  • ご飯(白米)
  • お味噌汁
  • 卵焼き
  • 鮭の塩焼き
朝ということもあり食欲があるかもわからないので、どのくらいの量を食べるかわからないということもあり、おかずに関しては一つのお皿に全部乗せて食べたいものを食べてもらいました。
ちなみに味噌汁をなんというのかわからなかったのですが、ミソスープで通じるらしいです。

至らなかったところ

短期間ということもあり特に大きな問題はなかったのですが、至らなかったところというか気がつなかったところもありました。

風呂場

風呂場がすりガラスになっていて基本的に外からは見えないのですが、すりガラスなので全く見えないわけではないので気にされたらどうしようかなと思いました。
この問題に気がついたのは迎えに行く1時間前で何かを購入する時間はなかったので、バスタオルである程度隠すなどして対応しました。
今回は特に気にならなかったというか短期間なので気にしなかったのかもしれませんが、今後のためにカーテンをつけようと思います。
普段生活しているからこそ気にならなかったのかもしれません。

悪天候時の対応

実はホームステイの期間中天気が悪くてもともと予定していたところに行けなかったということがありました。
悪天候時にも対応できるように多少の計画はしておいたほうがよいと思いました。
でも、意外に家でも写真なんかを見せたりして時間を過ごすことはできるので、悪いことではないです。

英語力

自分はほとんど英語が喋れなかったので、ジェスチャーや単語をつなげて話していましたが、それにも限界があります。
何より相手の言っていることが聞き取れない・理解できなかったのでなんとも言えない無力感を感じました。

まとめ

今回、短期間ではありますがホストファミリーを経験しました。
受け入れる前は本当に不安しかなかったのですが、実際はあっという間に時間が経ってお別れの際は感極まるものがありました。そして家も寂しくなった気がしました。
英語力が低くて満足に会話ができないということもありましたが、もう少し英語が出来るようになりたいと思いました。
もし今後ホストファミリーになることがあれば、今回の反省点を改善したいなと思います。

短期間ではありましたが、とてもよい経験になったことは間違いないので迷われている方は試しにやってみるのもよいと思います。
特に英語に自信がなくても、 相手も人間なので言葉がわからなくても理解してくれます。 最悪Google翻訳を使えばなんとなく伝えることもできます。
次回、またホストファミリーをする機会があったらまたやってみたいなと思いました。

-生活

© 2025 ビー鉄 LIFE Powered by AFFINGER5